生まれ育った故郷「小豆島」。子どもの頃からほとんど小豆島しか知らないからか、島にあるものが当たり前に感じていました。
漁師を継ぐことを決め、自分なりにできることを考える中で、YouTube に出会いました。そして、配信を続ける内に、自分がやりたい事だけでなく「これをみんなにも知ってもらいたい」ということが増え、自然と小豆島の漁業や海の様子、漁師の生活についても考えるようになりました。
その中で、YouTube の活動を応援してくれていたのが、中学の同級生で「孫右衛門」さんの(藤井)克弥でした。YouTube で僕のチャンネル登録者数が10 万人達成の際にもオリジナルの熨斗をつくってまで(笑)サプライズでお祝いしてくれました。彼の会社(製麺会社)も小豆島でおそうめんをつくっています。お互いに家業を継ぎ小豆島の商売や産業についても話を色々とするようになりました。
はまゆう(以下、「は」):一緒につるむようになったのは…中学卒業してからやな~学校は小さいし、みんな島の子だからみんなが友達だったけど、どこかに遊びに行ったりするのは中学を卒業してからやったな。釣りに行ったり、舟でドライブ(笑)もした。
藤井克弥(以下、「克」):したな~。釣りには、よういった。祐輔(=はまゆう)に連れて行ってもらったな。それから、帰ってきたらみんなで一緒にそうめん食べて。小豆島の子どもって小さい頃から普通にそうめんが身近にあるから、食事っていうよりおやつのように食べてたよな。
- は:
- うちでは、家族みんなで普通に食べてるな。他のところのおそうめんは詳しく知らないけど、小豆島のそうめんは全然飽きなかった。完全な郷土食やな。
- 克:
- あと、小豆島のおそうめんの食べ方では、わさび入れて食べるのが特徴やね。
- 克:
- 小豆島は醤油会社もたくさんあるから、好みでそうめんつゆやうどんつゆも選べるし。僕は○○醤油が好きやね。
- は:
- あるある!好みのつゆ!
- 克:
- この前も飲んだ後に豪快に食べてたな~。よう食うな~と思って。YouTube も撮ってないのに(笑)。暴飲暴食? 最近はYouTubeのコンテンツも色々増えて、良い感じやね。
- は:
- みなさんから嬉しい評価もいただいてるし、漁師として一生懸命やって、それがみなさんの観たいこととマッチしてるからか、嬉しいな。
- 克:
- 最近は島の観光や会社からも紹介の依頼とか来てる?
- は:
- 時々紹介させてもらったり、島のPR に出たりしたかな~。でも、やっぱりYouTube を観てくださっている皆さんに紹介できることをやりたいな。
- は:
- そういえば、一昨年も海苔を販売してもらったやろ。とっても良かった。みなさんに小豆島の海苔について知って興味を持ってもらえたり、今回も海苔養殖の様子を動画にまとめて観ていただける機会もできたし。
ただ観るだけ、ただ売るだけでなくて、漁師の生活や皆さんに食べていただくものを自分の手で育て、つくり、販売をする…そういう漁師としての生業の姿をしっかりと知っていただくためにも、販売を自分の手でしたかった。ただ、あの時はどう販売してよいかもわからず。。。そんときに克弥が相談に乗ってくれて、販売してくれたのはとっても助かった。
- 克:
- 日本全国の方へ販売したいっていうから、オンラインショップの勉強して何とか販売できたな…色々結構大変だったけど、スゴい勢いで注文来たからビックリした。完売して良かった~売れんかったら、これどうするんやとか思ってたけど、すぐやったな。
- は:
- そう。だから今年は、去年販売できなかった分も含めてたくさん販売できればと頑張った。その分、今年も受注とか発送とかお世話になります!
それに、今年は、海苔だけでなく小豆島のおそうめんも紹介したくて、克弥のそうめんとうどんを一緒に売らせてもらえて嬉しい。
できれば、海苔だけでなく小豆島の美味しいものも一緒に知ってもらえる機会にしたいし、「小豆島にも行ってみたい」と思ってもらえたら嬉しいしね。
- 克:
- 僕らの力で小豆島にはまだまだ美味しいものや面白いものがあるって知ってもらえるようにしていきたいな。YouTube、怪我には気をつけて、これからも頑張って!
- は:
- 小豆島には海はもちろん、山もあって、そうめんもあって、醤油やオリーブ、佃煮も頑張っているしね。今回は「孫右衛門」さんのおそうめんを紹介できて良かった。うどんもめちゃくちゃ美味いし。これもセットにできたし。今回はたくさんの方に小豆島の海苔とそうめん、うどんを味わって、知っていただける機会になれば嬉しいです。
これからも応援よろしくお願いします。